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ちいさいモモちゃん。

日曜日の動物園にはたくさんの人がやってきます。



首のながぁいキリンさんに白黒むくむくパンダさん。
立派なたてがみのライオンさんにちょっと暑がりのペンギンさん。
みんな楽しそうに動物たちを眺めています。

その1番奥の柵の向こうに、ちいさなゾウのモモちゃんと大きなお母さんゾウの親子がおりました。
芝生の真ん中に少し大きめな檻が置かれていて、モモちゃんはいつも檻の隅っこでじーっとしていました。

「ゾウさんだー」「ゾウさーん」
子供たちが嬉しそうに走り寄ってきます。
「ゾウさんこっち向いてー」「ゾウさーん」
一生懸命呼び掛けても、モモちゃんはちっとも動きません。
そのうち子供たちは諦めて別の動物の方へ行ってしまいました。
それでもモモちゃんは檻の隅っこでじーっとしています。

お母さんゾウは動かないモモちゃんに優しく言いました。
「モモちゃん、どうして隅っこでじっとしているの?」
「だって、みんな怖いもん」
「モモちゃん、みんなアナタが好きだから来るのよ?怖くないでしょう?」
「だって、お鼻が使えないとみんな笑うもん」
お客さんが投げたリンゴをお母さんゾウは上手にお鼻で受け止めます。
ちいさいモモちゃんはまだお鼻が上手に使えないので、なかなかリンゴが取れません。
モモちゃんは哀しくて、毎日芝生の隅っこでじーっとしているようになりました。
困った飼育員さんは真ん中に檻を置いて、その中にモモちゃんを入れてしまったのです。
「モモちゃん、みんなアナタが大好きなのよ・・・?」
お母さんゾウは、少し淋しそうに言いました。
モモちゃんはなんだか自分が悪い事をしたような気がして、ちょっぴり哀しくなってしまいました。

そんなある夜。
モモちゃんは檻の扉が少し開いている事に気が付きました。
飼育員さんが閉め忘れてしまったのです。
モモちゃんはそおっと檻から抜け出しました。
お母さんゾウはもうぐっすり眠っています。
モモちゃんはお母さんゾウを起こさないように、芝生を囲む柵をそおっと踏んでみました。
すると柵は簡単に壊れてしまいました。
モモちゃんはお母さんゾウをちょっとだけ見つめ、そして柵の外へと歩き出しました。


・・・続く(え)

ピンク色のゾウさんの話にしようとして止めました(笑)
しかも終わってないし。ゴメンナサイ。はぅ。
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